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※本記事の執筆には、生成AIを補助的に使用しています。
本書は、顧客・店舗・物流・組織・経営者まで自社を巡る全てが同時に変化する時代に、企業がいかに変化を整理し、優先順位を定め、実行する力を構築するべきかを考えるための経営書です。
かつて小売業は店舗で営まれるもので、小売を担うのは小売企業だけでした。
しかしいま、その常識は過去のものとなっています。
メーカーは消費者に直接商品を届け、巨大プラットフォーム企業や物流企業、時には個人までもが小売の担い手となっています。
店舗とネット、売り手と買い手の境界が曖昧になるなか、「小売とは何か」が改めて問われています。
では、本書が豊富な事例とともに描き出す、小売の最前線はどのようなものなのでしょうか?
書誌情報
・タイトル:『リテール・ランドスケープ DXによる小売ビジネスの新展開』
・著者:アラン・トレッドゴールド,ジョナサン・レイノルズ(著),NTTデータ流通・小売事業部(訳)
・出版社:東洋経済新報社
・発売日:2026/2/25
・ページ数:529頁目次
【解説】日本の流通小売業界の環境変化と消費者の変化について
序論
第一部 小売業の新たな景観をナビゲートする
第1章 顧客エンゲージメントの新たな展望
第2章 テクノロジーがもたらす潜在的な変革力
第3章 顧客エンゲージメントの現代的アプローチ――小売店舗の再構築
第4章 新たなモデルの出現
第5章 新たな世界に新たな秩序をもたらす
第二部 ビジネスリーダーへの指針
第6章 顧客中心体験の提供
第7章 小売企業に求められる能力要件
第8章 小売企業のリーダーに求められる能力
結語 課題と機会
感想
本書を読んでまず感じたのは、私たちが顧客として何気なく利用している小売の世界で、今も想像以上に大きな変化が起きているということです。
AIによる需要予測や商品の提案、セルフレジ、店舗受取、新しい配送サービスなど、買い物のあり方を変える試みが世界のあちらこちらで生まれています。
その最前線を知るだけでも、純粋に面白いと感じました。
一方で、便利なサービスの裏側を知るほど、小売を経営する難しさが以前とは比べ物にならないほど高まっていることにも気づかされます。
店舗とECをつなぎ、在庫や物流を管理しながら、顧客一人ひとりの期待に応えなければなりません。
しかも、新しい技術を導入するだけでは足りず、組織や人材、企業文化まで変えていく必要があります。
世界の小売企業が激しい競争を続けるなか、ユニクロのRFID、イオンのAI発注、ニトリの流通モデルなど、日本企業も決して負けていません。
日本の事例が世界の先進的な取り組みと並んで紹介されていて、日本の小売を見る眼が変わりました。
これほど多くの企業と試みを取り上げ、小売の現在地を圧倒的なボリュームで描いた本は、なかなかありません。
普段何気なくしている買い物の未来を知りたい人にも、その未来をつくる立場の人にも、多くの発見を与えてくれる書です。
おすすめの人
・小売、流通業の経営や現場に携わっている人
・DXなどのテクノロジーがビジネスをどう変えるのかを知りたい人
・買い物や店舗の未来に関心がある人
あと一冊
本書は3冊シリーズ「小売の今を知る3冊」の1冊に選ばれています。そちらの記事を見るには以下のリンクから↓↓↓
