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書誌情報
・タイトル:『【ヴィジュアル版】地図でたどる世界交易史』
・著者:フィリップ・パーカー(著),花田知恵(訳)
・出版社:原書房
・発売日:2021/7/15
・定価:3800円+税
・ページ数:280頁目次
序文
古代の交易
中世の交易
大航海時代の交易
交易と革命と帝国主義(1700年頃~1900年)
工業化時代の交易(1900年~現在)
感想
本書では新石器時代のアナトリア半島の交易から、現代の国際貿易まで時代ごとの様々なトピックを取り上げています。
各章には、その時代の様子を描いた地図が添えられており、当時の世界を想像する手助けとなります。
例えば、紀元前550年頃のギリシアとフェニキアの交易を解説した章では、黒海からイベリア半島のさらに先まで、すでに人々が自由に往来している様子が地図で示されています。
古代の人々がユーラシア大陸の広大な範囲を旅していた背景には、交易が大きな役割を果たしていたことを本書で学びました。
テンポのよい文章で地図も印象的で読みやすい本でした。
世界史に興味のある方にはおすすめの一冊です。
あと一冊
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