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書肆北極点、2025年の12冊

2025年12月31日

※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。

本サイトは本年の後半から始まりました。

この半年の間、見てくださった方、ありがとうございます。

この時期にあちこちである「今年の〇〇」に、本サイトも便乗しようと思います。

定番の「10冊」にしようと思いましたが、ちょっと超えてしまいました。

まだ記事化していない本もありますが、2026年の最初に読む本を選ぶ際の参考になれば幸いです。

①『商人の戦国時代』

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とても人気のある戦国時代の中で、特に「商人」に着目した本。
本書の記述はとても具体的で、戦国時代のリアルにせまった描写は刺激的です。
今後、この時代を見る時には、「商人」にも注目して見ていきたいと思わされる一冊です。

↓以下のページで詳しく紹介しています!
https://shoshi-hokkyokuten.net/sengokuofmerchants/

②『マンションポエム東京論』

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いつも新しい集合住宅が建ち続ける東京を、「マンションポエム」から解き明かした本です。
「マンションポエム」とは新築マンション販売時に、広告に載せられる惹句です。
大概は空虚ですが、著者は大量の「マンションポエム」から見事に東京を描き出します。

↓以下のページで詳しく紹介しています!
https://shoshi-hokkyokuten.net/mansionpoemtokyo/

③『永遠のミサ』

カトリックというキリスト教の組織を、「金融」の比喩から読み解いた本。
全体的な歴史からは見逃してしまうような、中世ヨーロッパ人の心性が見事に描き出されています。
中世を見る眼に新しい視点を加えてくれる刺激的な書です。

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④『本朝妖怪年代記』

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日本で起きた妖怪・怪異にまつわる出来事2500項目以上を年表方式で並べた本です。
とにかくその数に圧倒され、表の日本史には現れない豊かな日本文化を感じ取れます。
この本で得た新しい怪異について、さらに知りたくなる一冊です。

↓以下のページで詳しく紹介しています!
https://shoshi-hokkyokuten.net/japanyoukaichronicles/

⑤『修理する権利』

現在の社会でいかにユーザーの「修理する権利」が害されているかを特に法的な面から告発した本。
自分が買ったものを長く使いたくても、メーカーによって阻害されている実態は衝撃です。
この社会がいかに物を無駄に廃棄しているかを考えさせられる本です。

↓以下のページで詳しく紹介しています!
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⑥『月は誰のもの?』

成長著しい宇宙開発について、今後各国の領地争いが発生することに警鐘を鳴らした書。
南極や海洋、アフリカの前例を基に描かれる未来図は人類の未来にとって極めて重要な意味を持ちます。
決して他人事ではなく、人類の未来を考える手掛かりとなる本です。

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⑦『ニッポン珍供養』

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日本人のあまりに広範な範囲に渡る供養の実態をまとめた本。
こんなに何でも供養してしまう日本の文化は本当に豊かだなと思います。
本書を読んで、何気ないものでも大切にしなくてはならないなという気持ちが強くなりました。

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⑧『森を焼く人』

昨今、世界各地で増えている大規模森林火災。
その消火に携わるアメリカの森林火災専門の消防士を追ったドキュメンタリーです。
なぜ今、大規模森林火災が増えているかを明確にする名著です。

↓以下のページで詳しく紹介しています!
https://shoshi-hokkyokuten.net/onewhoburnsforest/

⑨『中世武士団偽りの血脈』

中世の武士がどのようにして自身の家系を高貴なものに接続し、塗り替えていったかを、緻密に検証するミステリーのような書です。
特に、斎藤、工藤などの「〇藤」さんの名字の由来の解明が、既成概念を覆される衝撃でした。
今後、武士を見る眼が変わる一冊です。

↓以下のページで詳しく紹介しています!
https://shoshi-hokkyokuten.net/medievalsamuraifalsebloodline/

⑧『江戸東京庶民信仰事典』

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江戸と東京に存在する庶民の信仰を集めた事典です。
各ページに1項目が割り当てられ、著者は全て行ったというその数は驚異的です。
東京だけでもこの量の信仰があることは、日本の豊かな文化を裏付けています。

⑨『東西南北「方位」の歴史』

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東西南北という日常的に使う方位から世界史を描き出す好著。
物理的な方向だけではなく、過去の人々がいかに文化的な意味をそれぞれの方角に付与してきたかが語られます。
方位を世界史に接続する、その鮮やかな手並みは刺激的です。

⑩『どうやって美術品を守る?』

美術品修復の世界を、絵本形式で解説した本。
アート一つでもこれだけ多くの人と道具、組織が集まって修復しているのだと感心しました。
これから美術を見る眼が変わるに違いない本です。

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⑪『ポピュリズムの仕掛人』

世界で猛威を振るうポピュリズムの現在を研究した書。
あまりに各地で同じようなことが起きていることに驚かされると同時に、各国それぞれ事情があるということもよくわかります。
混迷の現代を理解する一助となる書です。

⑫『古本屋の誕生』

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東京、特に神保町の古本屋の歴史を詳述した書です。
世界に誇れる古書店街・神保町ですが、いかに多くの人の思いが積み重なってできあがったのか、本書を読むとよくわかります。
読み終わったら、すぐに神保町に行きたくなる一冊です。

  • この記事を書いた人

yutoya

書肆北極点店主。本を紹介する人。本が好きです。一冊読んだら十冊読みたくなる、本がつながっていく感じも好きです。

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